おはようございます、カラス君です
今回はあがり症の人で併発する可能性の高い「書痙」について、記事を書いていきたいと思います
ではまず書痙とは何か?という事から見ていきましょう
目次
書痙とは?
書痙とは、字を書く際に手が異常に震え、字を書くことができなくなる症状になります。引き金としては過度の緊張=あがり症である事が多いです
またその性質上、人前で字を書くことが多い人に見られることが多く、職業病の一つとしても扱われています
書痙のメカニズム
メカニズムとしては以下のように症状が出てきます
「字を書く時の震えを異常に意識してしまう→そんな自分を見られたくないという意識が生まれる→さらに緊張→震えが酷くなる」
上記のように、不安が不安を呼ぶ状態(あがり症でいうところの予期不安)で、それが過度の緊張の原因となっています。また他の人を過度に意識する事により出てくる症状である事から、「対人恐怖」の一種にもなります
対策はどうすれば?
あまりにも長年拗らせている場合には、脳の方にも影響が出てくる可能性のある症状なので、神経内科や心療内科に相談する事を強くすすめます。場合によっては投薬治療も必要になるという事を念頭においてください。
自力で治せる範囲の人は、以下を行うことによって改善する可能性があります
1.自律神経訓練法
2.認知行動療法
3.催眠療法
以上の3つの方法で改善が見込めます。この3点に共通していることは、緊張を起こす根本的原因に働きかけることです
どれか一つを行うのではなく、3つを等しく行っていくことを強く推奨します
~まとめ~
他の記事でも書いていますが、あがり症というのは人によってなった経緯も違えば原因も違います。よって治し方は1000人いれば1000人とも違います
そして、改善するにはそれなりの期間を必要とします。焦らず一歩ずつ、少しづつで大丈夫なので、あがりにくくする土台を作っていきましょう
それでは、今回はこのあたりで失礼いたします