どうも、カラスのカットマンです
今回はMIZUNOのQシリーズではカットマンにおすすめとされるQ4の感触をお伝えしていこうと思います。
目次
ドライブは吹っ飛ぶ、カットは?
まず、ドライブ結構飛びます。厚さが中であるならちょうど良いドライブコントロールができるんですが、そうすると緊急手段のブロックや、後ろからの引き打ちがネットを超えてくれません

なので、後ろでのプレイを考えた時に厚~で考えていくことになるんですが、最初はまあ台におさまりません
テナジーなどある程度テンションがあるラバーを使い慣れているならドライブは問題ないと思うのですが、タキネスチョップを始めとした防御用ラバーに慣れていた場合は、ドライブになれるのに時間がかかると思われます
そして問題のカットはというと、これがなんとも不思議でちゃんと収まってくれます。ドライブの吹っ飛び具合に比べて「カットは回転かけてもちゃんと台に収まってくれる」という不思議な感じのラバーになってます
カットの切れ味
カットのキレ具合はどんな感じかというと、かなり切れます
ぶち切るときはボールの右下を切るんですが、そうするといかにも「私、ぶち切れてます」と主張しているボールがふわーっと相手の台に向かいます。そしてイレギュラーバウンドして急にボールが止まるんですね
こうなるとどうなるか、相手スカります。自分と2年ほど一緒に練習している身内も、いまだにこの右下をこすったカットは結構スカってます。当ててもネット直行する事が多いです
強打に対するカット
強打に対してはそのテンション性からオーバーしてしまうんじゃないかと思うかもしれないのですが、実はそうでもないんです
強打に対してもコンパクトにしっかりスイングしてあげると、水平の軌道で真っ直ぐ相手の台に収まってくれます
ただ、強打に対しては切る切らないを自分でコントロールするのは困難なので、「とりあえずカットをして相手のゾーンに入れる」事を意識してます
総評
攻撃もできて防御もできる超万能ラバーといった感じです。正直自分はこのラバーが最適解というか最終地点になりそうな気がしてます
カットめっちゃ切れる、攻撃の回転すごいってかなり理想的なんですよね。後ろから引き合いでドライブマンと十分渡りあえるのもやっぱりこのラバーの強みかなって思います
ただ、このラバーを使うのはあくまで「カットはもちろんしたいけど、攻撃もしたい」という方向けで、防御だけに目を向けるのであれば他のラバーを選ぶべきだと思います
まとめ
プラボールになってから回転がかけ辛くなり、相対的にカットマンは苦境の時代へ突入しました。そんな中で登場した朱世赫選手を代表とする攻撃が強烈なカットマン
現代カットマンの理想像としては、カットでチャンスを伺い、相手が甘いボールを出してきたら即座にバックやフォア攻撃で打ち抜くといったスタイルかなと考えています
その攻撃を支えてくれる1枚として、Q4はかなり頼もしい相棒になってくれると感じます。値段は結構高いので気軽には買えませんが、是非一度吹っ飛ぶドライブと不思議と収まって切れるカットをカットマンの方には体験していただきたい。癖になりますよ
では、今回はこのあたりで失礼いたします
MIZUNO(ミズノ) 卓球ラバー Q4 83JRT89409 ブラック 1.9
- 発売日: 2018/06/01
- メディア: スポーツ用品