どうも、カラスのカットマンです。今回は新しく買ったCREA-ox-をカットマン目線でレビューしていきたいと思います
ちなみに今の用具は↓になります
ラケット:リベルタ・ウィロー
フォア面:Q4(厚)
バック面:CREA(ox)
目次
CREAについて
CREAはDAKERから販売されている表ソフトですが、種類的には回転系表ソフトとよばれるものになります。スペクトルように高弾性でもなく、ドナックルのように粒高っぽくもない。性能としては丸まっていて使いやすい部類のラバーかなと思います。もちろんめっちゃ強い武器はありますが
CREAは厚さが(ox,厚,薄(WRM特注))とありますが、カットマンが使うのであればoxか、WRMさんで発売されているカットマン用CREAになるかと思います。このカットマン用CREAも私は使っていた時期がありますので、その際のレビューを載せておきます
※2021/5/14 CREA特薄のレビューを書きました
CREA(カットマン用)の懸念点
さて、では双方を使ってみた者として、どのように違いがあるのかを解説していこうと思うのですが、その前に一つだけなぜoxに変えたのかという理由を説明させてください
超高性能ラバーCREA(カットマン用)
WRMさんから販売されているカットマン用のCREAはぶっちゃけ超高性能です。カットはイレギュラーするくらい切れるし、台上も簡単。しかし、薄い激硬スポンジを使っているという点、これがCREA(カットマン用)の大きな特徴であり、かつ弱点になりえると考えています。このポイントがoxに変えてみたかった理由の一つです
高性能ラケットと相性の悪いラバー?
私の使っているリベルタ・ウィローはイザナスという特殊素材の入った高級ラケットです。このイザナスに衝撃がいくと、衝撃を吸収しつつ一定の強さで跳ね返してくれます。ちなみに勘違いしそうな人がいるのですが、このイザナスは飛ばない素材ではありません。衝撃を吸収しつつ、トランポリンのようにびよーんと返してくれる素材と考えてください
つまり、衝撃を吸収するので球持ちがよくなる。そして一定の反発もあるので狙った場所にボールを飛ばしやすいという事ですね。また、DAKERさんの丁寧な加工も相まって高性能ラケットとなっているわけなのですが、たくさん練習してみてCREA(カットマン用)と相性が悪いのでは?と考えるようになりました
理由は先程弱点になりえると書いた「激硬スポンジ」の存在です。スポンジがとにかく硬いので、ボールがラバー表面にぶつかった際に威力が分散され、特殊素材を活かせないのではと思いました。打ってみるとわかるのですが、リベルタ・ウィロー自体はそんなに硬いラケットではないのにも関わらず、WRMさんのCREA(カットマン用)を打つとめっちゃ硬い感触が伝わってくるんです。「あっ、これイザナスにちゃんとボールのエネルギー届かないなぁ」とわかります
逆に飛ばなさが売りなラケット、純粋な木材ラケットにはとても相性が良いと思います。つまり、高性能ラケットだとラバーの性質でラケットの性能を無くしてしまう可能性があるという事です
CREA(ox)を使ってみて
さて、それでは本題のレビューに入りましょう。まず最初に感じたのは「思ったより跳ねるな」という点。ただ悪くない跳ねです。CREA(カットマン用)がさらに素直になった感じでした。バックハンドもCREA(カットマン用)よりも速度、コントロール共に上回っている感じです。これは単にラケットの性能が表面化してきた影響でしょうね
カットは、何この使いやすさ…今までで2番めに使いやすい。ちなみに私的1番はスペクトルの薄です
oxだからカットは飛ばないと思いきやそんな事はない。普通の表ソフトカットの要領でカットしてあげればいいボールが行く。ただ、ものすごくブチ切れたボールは出せなかった。1回もイレギュラーバウンドしなかったので、切れ味的にはCREA(カットマン用)に劣る。でもこっちの方がカットしやすい
台上は、間違いなくoxに軍配が上がる。相手のロングサービスもそんなに下らず対処できる。表でこれは大きい。サーブの対処、ツッツキ、ストップ、横回転を混ぜたレシーブ、全てがやりやすい。相手が浮かしたらそのまま「パシン!」とバックハンドで弾くこともできる。隙がない
ついでにバックサーブも長短はっきり分けて出せるので揺さぶりに効果的だった。裏ソフトの回転をかけたバックサーブのあとにCREAのバックサーブはかなり効きそうである
総評
カットの切れ→カットマン用カットの安定感→ox台上→ox攻撃→ox
こういった結果に落ち着いた。切れ味は間違いなくカットマン用のCREA。練習相手が全然持ち上がらない、すかる、しまいには「裏ソフトより切れてる」と言われるくらい切れていたので、回転量で勝負したいor完全に守備用のラケットを使用しているのであればCREA(カットマン用)に軍配があがるだろう。しかし、ある程度の高性能ラケットを使っている場合にはラケットの性能を活かしつつCREA本来の使いやすさを出せるoxの方が向いていると感じた
では、今回はこのあたりで失礼いたします
![]() | 価格:3,258円 |